通信系のあれこれ その6
GMDSS
1.遭難安全通信の現状と問題点
現在の海上における遭難安全システムは、船舶がモールス無線電信や無線電話の設備を設置し、その遭難周波数を各船舶が聴守し、遭難船舶はこの電波を使用して救助を求め、これを受信した船舶が捜索・救助を行うことが基本となっています。
この遭難安全通信は、船舶の活動および通信手段として使用する電波が国際的性格を有していることなどから、「1974年の海上における人命の安全のための国際条約(1974年SOLAS条約)」、「国際電気通信条約(ITU条約)」および同条約の「国際電気通信条約附属無線通信規則(RR)」等に基づいて世界的な制度として確保されています。