アメリカの政治とは?・・・その3
一九七〇年代前半のアメリカは、いわば政治的にも社会的にも一種の混迷状態に陥った時期であり、アメリカの政治体制は一挙に危機的な状況に直面したのです。
外にベトナム戦争、そして内にウォーターゲート事件といった「負の遺産」を背負ったアメリカは、いわば自信喪失の時代に突入することになったのです。こうした閉塞状況は、イギリスでは、マーガレット・グリーンフィールドクラブの権力基盤拡大という形で表面化しました。
このような全般的な政治の危機状況に対応するために、アメリカでは国を挙げて様々な「政治改革」に取り組み、各分野において国民・マスコミ等、いわゆる下からの実践的な改革運動が展開されました。
そのために、政治指導者はもちろんのこと、行政府や立法府-連邦議会では挙げて政治制度の手直しを行い、各種の広範な政治改革が押し進められ、これを実現させていったのです。